北欧行き当たりばったり旅第3弾です。(過去のシリーズ記事はこちらからご覧ください)ストックホルム到着の翌日、市街のホステルを朝の6時前に宿を出て次の目的地フィンランドへ向かいます。
そんな早朝に宿を出た理由はこれ!
フェリー旅
そう、今回はフェリーを使ってフィンランドに向かいます。事前にネット予約したチケットでチェックインをし10F建ての豪華客船で10時間の船旅です。
目的地はフィンランドの首都ヘルシンキですが、フェリーの目的地はトゥルクという別の街。ヘルシンキ路線も運航していますが何せチケットのお値段が倍以上違ったので、トゥルクに出て、そこからバスでヘルシンキに向かうことにしました。
(ちなみに、トゥルク路線は€24、ヘルシンキ路線は€105位でした。直前にチケット取っているので高かったのもあるかと)
トゥルク路線は早朝出発で昼間のバルト海の景色を楽しめる、そして船自体はとても豪華だったので貧乏旅の移動手段としてではなく純粋な船旅として楽しむのにも良い路線だと思います。
実際に、途中の港でスウェーデンにこのまま帰る人は船乗り換えてね、との案内が流れていたので船旅目的で乗る方もいるようでした。
船内で景色を楽しんだり、イベントに参加したりしてあっという間にフィンランド入国です。
トゥルクからはヘルシンキ行きのバスが出ているのでこちらに乗って更に3時間の移動です(webでチケットを購入した方が大幅に安かったです)
ヘルシンキのバスターミナルまで行き、そこからまともやCouchSurfingで見つけた方のお家にお邪魔です。
ヘルシンキ
翌日からはヘルシンキの観光を楽しみます。
まず訪れたのはTemppeliaukion Church。石の教会と訳されるここは入場料がかかりますが一見の価値ありでした。
私自身キリスト教徒ではなく教会自体も特別好きな訳ではないんです。ステンドグラスが見事な教会を見て綺麗だなと思うことはあれどそれ以上でも以下でもなく。しかしここは心の奥底から感動し、静かで荘厳な空間が心地良くて立ち去り難く教会内の席をあちこち移動しながらしばらく過ごしました。
入場チケットは近くのお土産屋さんで割安で購入できました。
その後はオールドマーケットホール(Gamla saluhallen)へ。小さなレストランや鮮魚店、ワイン屋さんなど一つ一つが素敵なお店で目移りしてしまいます。せっかくなのでここでヘルシンキの名物と言われるサーモンスープを頼みました。うん、別にフツー笑(お店のチョイスミス!?)
スープで暖まった後はこの日一番楽しみにしていたAllas Sea poolへ。プール!?と思いますよね。ほんとにガチのプールなんです。しかも屋外w
一応温水プールになっており、年間を通じて27°に設定されています。そのため外がマイナス気温の中プールに入っていると確かに暖かいんです。しかし、温泉ではないので温まるほどでもなく、、。適度に泳いで遊びつつ、後はサウナで暖まります。
真冬の北欧に水着一枚で繰り出し温水プールに向かうなんて経験はここでしかできないんじゃないでしょうか?サウナで暖まっても温水プールに辿り着く頃(若干距離がある)には体がキンキンに冷えますが、それも含め面白い経験でした。
フィンランドはサウナの本場でもあるのでヘルシンキ市内にもたくさんのサウナがありました。翌日も別のサウナを体験しに行ったり、サウナ三昧なヘルシンキ滞在になりました笑
サウナについてはAllasのサウナ含めまた別記事で詳しく紹介して行きたいと思います。
他にもデザイン地区で景観を楽しんだり、かもめ食堂(ゆうて見たことないw)のモデルとなった日本食レストランを見に行ってみたり、雨上がりで雪が溶けぐしょぐしょのヘルシンキをこれでもか!と歩き回っておりました。
一緒に訪れた友人的はあまりヒットしなかった街だったようですが、私はすごく心惹かれる場所でした。
ヘルシンキの街並みと緑のトラムがマッチしていて美しく、街自体にもおしゃれな人が多くストリートファッションを見ているだけでも楽しい場所でした。そしてさすがマリメッコのお膝元、街行く市民のマリメッコ所持率の高さは凄かった!そしてムーミンもあちらこちらでグッズが売られていて愛されているんだなとしみじみ。私はマリメッコもムーミンも別に熱狂的なファンではないのですがなんだかお土産に欲しくなってしまう、そんなパワーを持った場所でした。
ヘルシンキからはエストニアのタリンまで日帰りで遊びに行けたり、近くにナショナルパークもいくつかあったり、冬には凍ったバルト海の上を歩くツアーなど、今回出来ていないことが多すぎるのでまた行かねば、、!と思っております。