自転車大国、デンマークでは雨が降ろうが、真冬で雪がちらつこうが自転車で移動しまくっている程に自転車で移動することが定着しており(半分意地なんじゃないかと笑)、そのおかげもあり国じゅうに自転車専用ロードが整備されています。
そして車線と同方向に進む自転車道を通る、道を曲がるときや止まるときにはハンドサインで後続車に知らせるなど、自転車に乗る側のルールも明確化されています。
そんな国に訪れたら自分も自転車に乗って、スイスイ走りたい!と思いますよね?というか自転車だったらすぐ行けるのに、バスや電車ないなーなんて場所も多いんです。
はい、ということでシェアサイクルでちゃちゃっと移動しちゃいます。
コペンハーゲン市内でもいくつかサービスがありますが、私はDonkey Republicを利用していました。
アプリをDLすると、街中に停めてある自転車が表示されるので自身の近くにある車体を探しに行きます。
オレンジの点が全て自転車、ズームしていくと自転車が置かれている場所の詳細が見られます。(実際は位置情報を使うのでズームインしていく必要はなし)
それぞれの車体に名前がついているので、アプリに表示されている車体と同じ名前の車体を探します。
無事アプリに表示されている車体と同じ名前の車体を見つけられたら、サドルの高さを自分に合わせて(一番低くしてても日本人には高い、、)アプリでレンタルの操作をします。
1日定額で借りられるプランもあれば、距離と時間で料金が変動するプランもあります。街中にはDonkey Republicの自転車がたくさんあるので、丸一日自転車で移動して遠くまで行くぞ!という場合以外は短時間のプランで良いかと思います。
プランを選んだら、Bluetoothで自転車のロックを解除していざ乗車!
ハンドル部分にスマホを置ける簡易的な台が付いているので、ナビを付けながら走ることも可能です。周りの自転車のスピードがめちゃくちゃ速いので、ラッシュ時間などを避けて乗れると少し安心かと思います。
目的地について自転車を返却する際は、近くの駐輪場や歩行者や車の邪魔にならないスペースに自転車を置き、改めてアプリで返却の操作をします。自転車のロックがしっかりかかったのを確認したらレンタル完了です。
途中で自転車を降りてちょっと探索したい、なんて場合、短時間向けプランであっても時間分の料金は加算されますが一時停車もできるので、同じ自転車は確保したまま一度ロックをかけてランチをしてみたり、博物館に入ってみたりなんてことも可能です。街の中心部であれば何台も自転車があるので返却してもすぐ次の自転車が見つかりますが、それ以外の場合は意外と空いている自転車がなかったりするので要注意です。
2022年冬の時点でですが、お隣スウェーデンなどでは普及している電動キックボードは全く見かけず。規制があるのかな?と思っていました。そのため、デンマークを訪れた際はレンタサイクルで「自転車」の旅を楽しんでみてください。
その他、旅で使える便利なアプリについては下記記事でご紹介しています。