ペルー旅③ 聖なる谷(Sacred Valley)でペルーの歴史と自然に触れる

sacred valley ペルー

リマから国内線でやってきたのはクスコ。標高が一気に高くなるので、事前に高山病の薬を飲んで行きました。高山病の予防薬は現地で調達もできそうでしたが、今回は念の為国内のトラベルクリニックで事前に処方をしてもらったものを持参しました。

クスコの標高は3,400m。空気の薄さは感じないものの、ちょっと小走りするだけで息が切れたことで高地に来たんだなあと実感。気温も一気に変わり、空気がひんやりしていました。

今回は到着地クスコからインカの聖なる谷エリアを周り、その後最後にクスコに戻ってくるプランのため、一旦クスコの見どころはスルー。

バスで市街を抜けるとアンデス山脈の景色がお出迎えしてくれます。

sacred valley

ピサクマーケット

まず向かったのはピサクマーケット。民芸品からアルパカ製品、銀細工に窯焼きエンパナーダと盛りだくさん。

また先住民ケチュア族なのか、おばちゃんたちがアルパカを連れて観光客相手に写真ビジネスも行ってました。料金を聞くと10ソルとそんなにぼったくりでもなかったのでベイビーを抱っこしながらの写真をゲット。更にはアルパカのストールに一目惚れして値段交渉の末ゲットするという私的この旅一番の散財スポットにw

ピサクマーケット

マーケットを後にし向かうはモルモット屋さん。目的は「食」。ペルーではクイ(Cuy)と呼ばれ食用肉としてメジャーなんだそう。せっかくなのでクイの丸焼きを一切れ頂いてきました。

うーん、食べられなくはないけど皮は結構弾力があり噛み切るのが大変だったのと、ハーブをたくさん詰めて焼いても残るクセと、、個人的にはあまり美味!!とはなりませんでした。現地ではお祝い事の際に食べるようなのですが、機会があれば是非。

cuy

オリャンタイタンボ

この日泊まったのはオリャンタイタンボ(Ollantaytambo)。インカ帝国時代の要塞遺跡が残る美しい小さな村です。ホテルは村の中心部にあるEl Chasqui。暖房設備等がないのですが、夜はアルパカちゃんの毛布にくるまり暖かく過ごせました。

ollantaytambo

街の散策は翌日から。昨晩から高山病の症状なのか吐き気に苦しめられていたのでコカの葉を入れたお茶をたくさん飲みつつ、ゆっくり無理せず楽しんで行きます。

朝イチ、ホテルから徒歩5分程で向かうはオリャンタイタンボ遺跡。現地ガイドさんからインカの歴史を学びながらの探索です。

インカ帝国で覚えておくべき王は9代目のパチャクテク。というのも彼がインカを広大な土地を持つ帝国にまで拡大させていった人物だから。マチュピチュの建設を命じたのも彼!

そんなパチャクテクが征服した土地の一つがオリャンタイタンボ。ケチュア語で旅籠を意味する「タンボ」との名前通り、クスコとの中継地点として聖なる谷の入り口として発展をした場所だったそう。

遺跡の名前の前半である「オリャンタイ」は平民出身だった将軍から取ったのこと。この将軍は時の王、パチャクテクの娘と恋に落ちたが身分違いの恋のため引き裂かれてしまったという口承劇にもなったお話が残っていると教えてくれました。

遺跡は段々畑になっていて、ウルバンバ渓谷が綺麗に見渡せます。こうして誰が通行をしているか管理をしていたんだなあと思うと歴史のロマンにワクワクします。

オリャンタイタンボ遺跡

丘の上にある太陽の神殿は建築途中のまま。スペイン軍が侵攻してきた際に工事の中断がされそのままの状態になっているそう。

Centro de Textiles

そんな歴史を学んだ後は、もう少し近代の文化に触れるため、 チンチェロの織物センター(CENTRO DE TEXTILES TRADICIONALES DEL CUSCO AWAYRIQCHARICHEQ)へ。

小さなコミュニティハウスのような場所で、お庭に広がるグリーンと織物の鮮やかな色がマッチしてとても可愛い空間です。

ここではインディヘナ達による染めから織りまでのデモンストレーションを見学。この木の根っこは茶色の染料に、こっちの木の枝はピンクの染料になる、など自然由来の植物が鮮やかな色を作り出していることに驚き、手織りの様々な技術、パターンを見せてもらいました。

マラス塩田

この日最後に訪れたのはマラス塩田。個人的に今回のペルー旅行でもハイライトだったのがここ!

塩田なので塩、塩といえば海水から、だけどここは標高3,200mの山の上。何故ここに??と聞くと、地殻変動の影響で海底が隆起したというではないですか!自然のパワーというか凄まじさというか、、なんだか壮大です。そして塩の精製はプレ・インカ、600年前から続けているというからその歴史も壮大です。

一面に広がる塩田の風景は圧巻。私が訪れた6月は乾季にあたるため白の絶景を堪能できました。温度30度くらいの高濃度塩水が湧き出ており、これを各塩田に回す水路が整備されていました。これを太陽光で蒸発させて塩を作っていくそう。

そしてここのお土産エリア、1ソルでミニピンクソルトが買えるのでバラマキ土産におすすめ。お値段は少し上がりますが、ハーブソルトがめちゃくちゃ美味しかったのでこちらも是非。ガイドさん曰くどのお店で塩を買っても料金は一緒とのこと。

聖なる谷エリアはアンデスの絶景続きでこの景色を見るためだけでも満足なのに、それに加えてインカの歴史を学ぶこともでき充実した2日間でした。

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