フランス ブルターニュ地方で絶景を満喫

ブルターニュ フランス

今回の記事では、先日モデルコースをご紹介したヨーロッパ旅の最初の目的地、フランスのブリュターニュ地方について書いていこうと思います!

お得な航空券を探した関係でシャルルゴールド空港(パリ)に到着することが決まったので、フランスに移住した友人へ連絡し遊んでもらうことに。

パリはちょうどオリンピックの時期と被っていた(しかもマラソンの日)、かつ10年以上前ですが行ったことがあったので素通りし、今回は友人の住むレンヌを中心にブルターニュ地方へ訪問することにしました。

友人にはおすすめの場所連れて行って!とプランを丸投げしていたのですが、めちゃめちゃ良いところにたくさん連れて行ってもらったのでこちらのブログで紹介していきます。

レンヌ

まずはレンヌ市街。友人の住む街でパリからはTGV(高速鉄道)で2時間程の距離でした。

TGVは事前にチケットを取った方が割安なのですが、キャンセルや変更が出発の30分前までしか出来ないようで、飛行機の遅延があったら嫌だなと思い今回はパリに到着してからの購入にしました。

電車の発着はターミナル2に直結している駅からでしたが、私が到着したのが一番離れているターミナル3。SNFC Connectというサイトから購入ができるので、ターミナル間の移動電車の中で購入手続きを進めていました。

電車内には大きな荷物を置く棚が完備されていたのと、各席にはテーブルもあるのでゆったり過ごせます。私は今回当たった指定席がボックス席で見知らぬおばあちゃんと2時間向かい合わせで過ごしました笑

レンヌ駅に着いてまず駅のおしゃれさに驚愕。3F建ての駅舎は木目の床をベースに吹き抜けが多用されていて、駅を出たところに大きな彫刻作品が置いてあったりここだけでワクワク。さすがブルターニュの中心都市!

レンヌ駅

その後友人と合流し、レンヌの旧市街を散策。中世の木造建築が多く残っていて傾いたお家がたくさん。。!木枠やカラフルな家々はフォトジェニックでした。

その後向かうは週末限定のマルシェ。Marché des Licesと呼ばれるこのマルシェはなんとフランスで2番目に大きいものだそう。土曜の午前中にしか開催されないのですが、お花やフルーツから野菜、チーズや肉製品、さらにはたこ焼きまで!色々なものを売っているお店が出ているので歩き回るだけでも楽しい場所でした。

今回はこちらでランチをゲットし友人宅でフランスパン(早速)とチーズ、鶏の丸焼きをいただきました。

サンマロ

この日は午後からサンマロへ。ここめっちゃ素敵だった。ブルターニュの港町であり、リゾート地としても人気の高い場所で、かつては「海賊の街」としても名を馳せたそう。

市街地は城壁に囲まれており、城壁の中へ入ると景色が一変。中世に迷い込んでしまったかのような石造りの建物たちにテンション爆上がりです。

城壁内を進むと、一際大人気なジェラート屋さんSanchez Artisan Glacierがあったのでこちらでクールダウン。8月中旬は熱波で34度を超えるような猛暑。日本と違い、エアコンが完備されていないのでより暑さを感じる。。

実際この猛暑でサンマロのビーチも人で溢れていました。城壁外にもビーチがあったのですが、城壁沿いに歩いていると海に面した開けた場所に出ることができ、そこには海を囲って作られた半人工のプールが!飛び込み台なんかも整備されていて、こういった自然を活かした場所って良いなあとしみじみ。

その後は名物クイニーアマンを購入しサンマロ散策を終えました。

ここに行くよーと友人からプランを聞いた時、漫画「のだめカンタービレ」で出てきた場所!と名前を思い出したのですが、なんせプランは友人任せ、ここに行くと聞いたのも当日車に乗り込んでから(笑)そのため下調べする時間もなく、後から漫画や他の方のブログを見直し干潮時に島に渡ってシャトーブリアンのお墓も行かなきゃだったじゃん!!と聖地巡礼しきれていなかったことを知るのでした笑

リゾート地とのことで、ブログを書く際に調べていると観光クルーズなんかも多くある様子。そりゃここにバカンスしにくるわな、と納得の素敵スポットでした。

サン=リュネール

サンマロを後にし車で30分ほど移動して到着したのがサン=リュネール(Saint-Lunaire)。この辺りはサンマロよりローカル色が強い印象で、海から上がってそのまま水着で家なのかホテルなのかまで帰っていく人たちに何人も遭遇しました。

この街に来たのはPointe du Décolléからの景色を見るため。この大パノラマの景色は一見の価値ありです。右奥には先ほどまで滞在していたサンマロが見え、手前はボートがたくさん泊まっていたり。ここだけポツンと飛び出したような場所、ごつごつとした岩肌の様相もここの壮大さをうまく強調してくれているような気がしました。

夕食にはブルターニュ発祥と言われるガレットを満喫!友人曰くガレットはどこでも美味しいらしい。そしてデザートにはクレープを食べるのがフランス流だそう。そば粉からの小麦粉。。笑

ガレット

その後は近くのビーチ方面を歩いてみたり、車に戻ろうとしたタイミングで夕焼け(まだ日が長く21時過ぎにならないと暗くならなかった)の時間になったのでまた別のビーチからしばらく夕焼けを眺めてから帰宅。

ヴァンヌ

翌日はレンヌから南へ下っていくことに。日が長いのでランチを食べてから出発です。レンヌの自宅から車で1.5時間程でヴァンヌへ到着。また昨日のサンマロとは違った雰囲気の城下町でこちらの方が落ちついた感じがしました。街自体もサンマロよりコンパクトなのかな?

こちらの旧市街ではサンピエール大聖堂を見学してみたり、エルミーヌ城とそのお庭の美しさに感動したり、のんびりとした時間を満喫。

街には運河も引かれていて、個人所有(?)の小型ボートが港にたくさん泊まっていてこれがまた良い風情を醸し出してる!訪れたのが週末だったこともあり港ではフレアマーケットも開催されていました。この港とマーケットを見ながら食事ができるレストランでコーヒーブレイクをしヴァンヌを後に。

vannes

その後はリュイス半島方面へさらに南下、シュシニオ城へ向かいます。到着した時間が遅く、本来であれば入場チケット代に含まれていたアクティビティは終了してしまっていました。ボートに乗れたり、野鳥観察が出来たり、特に夏は色々と遊べる場所になっているようだったので早めの時間に行くと良いかも。

アクティビティには参加できなかったものの城の見学だけならまだ出来るとのことで入城。中は展示物がたくさんあったり、見られる部屋そして階層も多く、めちゃめちゃ見応えのあるお城でした。渡り廊下で外に出られ、そこからの大自然が広がる絶景も楽しみました。

夕食はBeach Of Roaliguenの方へ向かい海辺のお店で!と思っていたのですが狙っていたお店は予約でいっぱい。付近で空いているお店を探し、牛肉のタルタルとブルターニュ名物のシードルをいただきブルターニュ最後の夜を締めくくりました。

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