前回の記事では前編の福岡編をお届けしましたが、今回は後編として大分の滞在記録を書いていきます。
事前に旅の最終日は鉄輪温泉の宿を予約していたので、大分へ移動していきます。
博多観光に既に満足をしてしまった私は、当初夕方に移動すればちょうど良いかと思っていた予定を変更、早めに移動し湯布院に寄ってから鉄輪温泉へ向かう欲張りコースを決行することに。
湯布院
湯布院へは博多でのモーニングの予定もあっため、11過ぎ発の便とゆっくりめ。バスは1時間に1本程度の運行、また直前までバスのサイトでチケットを予約することができたので予定を組みながら当日乗車便を決めました。
長距離バスセンターは博多駅直結だったので迷うことなく辿り着けました。博多駅からは乗客が少なかったのですが、福岡空港からは大勢の乗客がおりバスはほぼ満席状態でした。
湯布院は土曜日の訪問、大型の観光バスが何台もいたこともあり大混雑。駅から人の波に乗って進むと左右にたくさんのお店が広がっていきます。食べ物屋さんから雑貨屋さんまで、色々と目移りをしながら金鱗湖までお散歩です。買い物、食べ歩きには良い街でしたが、温泉を楽しむには宿に泊まる必要がありそうです。
湯布院と別府の間はバスで移動ができ、その間に別府ロープウェイがあるためそちらにも立ち寄ってから別府へ向かおうと考えていたのですが、天気があまり良くなくロープウェイで登っても何も見えないだろうと踏んで今回はスルー。どちらの街からもバスで30分程度で訪れられる場所なので、天気の良い日に再チャレンジするのでも良いかと思います。
別府駅周辺
ロープウェイのプランを止めたので、そのまま湯布院から鉄輪温泉へ向かうバスに乗ってあとは宿でゆっくり、の予定でした。が、乗車するバスを間違えたようで鉄輪温泉ではなく別府駅に到着してしまいました。笑
途中で乗り換えて鉄輪温泉へ向かうことも出来ましたが、せっかくだし…!と思い、別府駅まで向かってしまい駅周辺を散策することに。
駅前の渋すぎる温泉にワクワクしつつ、海の方へ向かってフラフラとお散歩です。散策していたのが午後3時くらいと昼には遅く夜には早い中途半端な時間だったこともあると思いますが、駅近くのアーケード街はあまりお店が開いておらずちょっと物寂しい感じでした。
その後、別府温泉で気になっていた竹瓦温泉も徒歩圏内にあるとわかったので立ち寄ってみることに。名物の砂湯は夕方まで予約がいっぱいだったので、温泉だけ楽しませてもらいました。
長い歴史を持つこの公共浴場は脱衣所と浴室の仕切りが何もなく、脱衣所からは階段を降りて浴槽へ行くスタイルでした。(浴槽の写真は誰もいないタイミングでこっそりパシャリ)
鉄輪温泉
その後、無事に目的地である鉄輪温泉へは竹瓦温泉前のバス停からバスで20分程で到着です。あちらこちらからモクモクと煙が上がっている様子にテンション爆上がりです。
宿に荷物を置いてから早速温泉街を探索です。温泉街自体はそこまで大きくないのですが細い路地が入り組んでいる裏道を歩くのが面白い場所でした。
そして夜になるとあちこちから立ち込める煙がライトアップするとの情報を知り展望台へ。温泉街からは徒歩で20分程の距離にある場所でしたが、途中の道に街灯があまりなかったこともあり暗くなりライトアップをする前に戻ってきてしまいました。ライトアップは温泉街近くから見ましたがそちらでも十分満足でした。
夜は大分名物とり天をいただき、宿にも温泉がついていたのでそちらの大浴場でのんびりして鉄輪温泉初日を大満足で終えました。
翌朝は朝イチで7時から営業している鉄輪蒸し湯へ。清流沿いにしか群生しない薬草、石菖が敷き詰められた石室の中に横たわり蒸気浴を楽しむ温泉です。
一般のサウナ施設などと違い、ここは蒸し湯ができるのは1回のみ。何度も出入りが出来ません。石菖の香りが良すぎてリラックス効果抜群だったので、同日の帰宅前にもう一度寄ろうかと思う程気に入ったスポットでした。
その後は有名な地獄めぐりをしようと調べてみると、7つあるすべての地獄に行かなくても良いかな?と思い、実際にそのようなブログ記事を残している方も多々。
そこで、宿から徒歩5分程度の距離にあった海地獄にまず行ってみてそこで色々と考えようと決め、いざ1地獄目へ。
海地獄はその名の通り、こんな真っ青なのに本当に熱いの!?と思える程不思議な場所で、行って面白い場所でした。その後、やっぱり血の池地獄は行こうかと考えていたのですが、海地獄の中に規模は小さいながらも赤泥の地獄があり、あ、こんな感じか!と満足してしまったのでそのまま地獄めぐりは終了。笑
ランチには地獄蒸し体験ができる人気のお店で蒸し野菜を食し、鉄輪温泉のTHE観光を楽しみ尽くしました。
その後、九州旅行の締めとして向かったのはひょうたん温泉。こちらには砂かけさんはいないものの、砂湯が楽しめたり、石菖はないですがむし湯もあったり、とスーパー温泉的ななんでも揃っている温泉施設でありながら創業100年の老舗というすごい場所なんです。露天風呂からは滝から温泉が流れ込む仕掛けが作られており、自然の景色と一体化したお風呂は癒し度抜群でした。
そんなこんなで九州旅行終了です。帰りは大分空港から東京の自宅へ帰宅です。
九州に入ってから熊本は行かないの?など他の九州地域のおすすめも聞いたのでまた巡りたいなあと考えています。