T-moneyカードを使って済州(チェジュ)島のバスを乗りこなす

済州島 バス アジアパシフィック

先日モデルコースを紹介した済州島の旅ですが、島内には公共のバスが数多く走っていて車がなくても移動ができると聞き今回は公共バスを使って観光を楽しみました。

そこで今回はバスの乗り方や、持っておくと便利な交通系ICカードについて紹介していきます。

T-moneyカード

まずは到着後、済州空港からの移動をするためにT-moneyカードを入手します。これは韓国版のsuicaのような交通カードで、現金での支払いよりも割安で交通機関を利用できる優れモノです。

コンビニで買えると聞いていたため、済州空港の到着ロビー階(1F)にあるコンビニに向かうも取り扱いがないとのこと。空港内のインフォメーションカウンターで聞いたところ、国際線の出発ロビー階(3F)にあるCUであれば売っているとの情報をもらいそちらで無事にゲット。

カード自体は4,000ウォン(2023年5月時点)。今回2人での旅でしたがバスの利用であれば1枚のカードで2人分支払うことが出来るため1枚のみ購入をしました。

そしてカードを利用するために、別途利用分の金額をチャージする必要があります。チャージは現金でしか出来ませんので、現地で換金を予定している方はCUに向かう前に換金しておくとスムーズです。

バスの路線、料金

空港からの移動ですが、どのバスに乗るかにより料金が異なります。今回は空港から目的地まで1本で行ける空港リムジンバス(600番)に乗ったので、1人あたり5,500ウォンの支払いです。

島内を走るバスは赤、青、緑と色別に路線が分かれており、青の市内バスは1人あたり1,150ウォン(カード利用の割引後)/1人、赤の急行バス(100番台)は2,100ウォン/1人が基本的な値段感です。また最初のバスを降りてから40分以内であれば最高2回まで乗り換えが無料です。(参照:Visit Jeju

※今回この記事を書くために確認したところ、乗り換え無料が適用されるのは1人1枚カードを使った場合のみだそうです。

今回は3泊4日の2人旅で合計42,000ウォンチャージをしていました。上記の乗り換え割をきちんと適用出来ていたらもう少しお安く済んだかも、、。

いくらくらい使うかが分からなかったので10,000ウォンづつ、数回に分けてコンビニで都度チャージをしていました。

バスの路線についてはNaver mapで経路検索をすると最短で目的地までたどり着けるバスが表示されるので便利です。

Naver mapについては下記でもう少し詳細について紹介しています。

多くのバス停には電光掲示板があり、またWi-Fiも通っているのでマップと見比べながら正しいバス停にいるのか確認できるので安心でした。

バス停には時刻表が貼ってありますが、ハングルのみでの記載また全バス停名が載っていないので、土地勘がないと読み解くのは中々難しいと思います。

Naver mapで検索する際に出発時間を指定できるので、事前にこれくらいの時間にバス乗るのでは?を想定して、バスが繋がりそうか確認をしていました。(それでも最長1時間くらいバスを待ったタイミングがありました…。)

バスの乗り方・降り方

バス停には複数の路線のバスが止まることも多いのでお目当てのバスが来たら立ち上がるなどしてアピールしましょう。バスの方を見ていないと違うバスを待っているんだと思われスルーされる可能性ありです。

無事バスが停まってくれたら前の扉から乗車し、ICカード端末にカードをタッチします。この際に残額が表示されるので確認ができるのと、もし足りない場合は車内で現金で料金を支払うことも可能です。

複数人で1枚のカードを利用する際は、端末にカードをかざす前に運転手さんに何人分の支払いをするのか伝える必要があります。運転手さんが人数の設定をした後カードをタッチして良いと言われるのでそれを待ちましょう。

バスを降りる際にもT-moneyカードを端末にかざす必要がありますのでこちらもお忘れなく。

最後に

チェジュ島ですが、思った以上に日本語や英語が通じない!観光地でもそうなのでローカルの足である公共バスはもっと通じない。簡単な韓国語を覚えておいたり、事前にマップで目的地と経路の目星をつけておいたりすると心に余裕を持って旅を楽しめると思います。

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