トロムソを出ることを決めた私たちは次の目的地を決めることに。
トロムソについて記載した第1弾はこちらからご覧ください。
友人が、この旅に出る前にオーロラ鑑賞のおすすめを色々と教えてくれたCouchSurfingのホストがいるとのことで、お住まいのNarvik(ナルビック)に立ち寄ることに。
ここまで南下すると電車も出ているのでその先の移動もしやすいであろうとの考えもあり、トロムソからバスで5時間の旅です。
公共バスなのですが車窓からの景色がまた素晴らしい。銀世界を走っていく様子は見ていて飽きませんでした。
もし同じ路線のバスに乗る方、進行方向右側に乗る方が景色見やすかったです(始め左側に座った私はおじさん越しの絶景w)
Narvikはスキーリゾートとして発展しているようですが、街の中心部はショッピングモールが連なっており、コンパクトでローカルな街の印象でした。
天気が良ければこの街からのオーロラが見えるのですが、予報通り天気は悪く、吹雪の中の滞在となったため自宅でのんびりと過ごさせてもらいつつ、次の目的地を探すことに。
ナルビックからスウェーデンのキルナまで電車で出て、そこからフィンランドのサンタクロース村へ行こうかとも思ったのですが、サンタクロースの公認ホームタウン、ロヴァニエミニ方面へのバスが週2のみの運行で日程が合わなかったこともあり断念。
でも一度フィンランドという選択肢を出してしまったら行きたくなってしまった私と友人。どんなルートがあるか調べたところ、まずはスウェーデンのストックホルムまで出て、そこから移動できる経路を発見!
ということで夜行列車のチケットを購入し、まずはスウェーデンに向かうことに。
私たちは年末年始の繁忙期の後に旅をしていたのでそんな混んでいないだろうと鷹を括っていたのですが、今後の予定を決めたタイミングで予約をしようとすると出発したかった日のチケットがまさかの売り切れに。。ホストのご厚意で1泊延泊させてもらい、翌日の電車にて出発となりました。
電車は指定席で、今回は6人が入れるコンパートメントの席(部屋)を予約しました。寝台列車になるので予約時に男女別の部屋が指定できるようになっていました。ちなみにベットの位置(上、中、下)もこの時点で指定ができました。
貧乏旅なので電車内で食事等買ったら高いと想定しスーパーで色々と買い出し、ホスト宅でサンドイッチなど持ち運びできる食事も作り電車に乗り込み、17時間の列車の旅がスタートです。
乗車から数時間は私と友人の貸切でしたがスウェーデンのキルナに停まった際に1名女性が乗ってきたので、そこからは6人部屋を3人で利用することに。
しばらくしてそろそろ寝たいと声をかけられたので自分達で座席を3段ベッドへと変えて行きます。シーツや枕は部屋に用意されているので、そちらもベッドにした後自分達でセットしていきます。
各ベッドの枕元に電気とコンセントが整備されていたのであとはそれぞれのタイミングで就寝。部屋は中から鍵がかけられ、ドアにはカーテンも掛けられるので安全面でも安心です。
そこまでひどい揺れはありませんが電車も揺れる中、座席をベッドにしているのでそこまで快適ではないのもあり、あまり熟睡できたとは言えませんが17時間座りっぱなしは辛かったので十分かなと。
ちなみにこの電車の旅は以前、遅延のお話で書いたものなのでこちらも気になる方はご覧ください。
電車の遅延もありましたが、無事スウェーデンの首都ストックホルムに到着し夜行列車の旅は終了。
この日はストックホルムの旧市街をお散歩し、翌日に備えて早めの就寝しフィンランド訪問に備えます。
次回フィンランドへの移動から現地の様子を書いていきます!