ベトナム北部の山岳地サパに行ってきました!

sapa アジアパシフィック

ハノイでの出張を終え向かうはベトナム北部の街、サパ。少数民族が多く住む地域で、棚田の景色の景色が有名な場所です。

サパへは電車もしくはバスの2つの移動手段があったのですが、今回はサパまで直通で向かえるバスを選択しました。

深夜バス(といっても深夜じゃなくとも1時間おきくらいに出ている)のチケットはオンラインで事前に購入が可能でした。

ホテルまで小型のバンでお迎えがあり、近場のホテルで乗客を拾い終わると、バス乗り場で大型バスに乗り換える仕組みでした。ピックアップの順番によっては乗車時間の1時間前にお迎えが来ることがあるようで、私も1時間前にはホテルでピックアップの待機をしているよう指示がありました。

夜行バス

バスは土足厳禁、席もその場で指定されるので取り合いになるようなこともなくとても快適でした。なんと座席にはマッサージ機能が付いており、寝転びながらマッサージを受けられるVIP待遇w コンセントはなかったものの、USBであれば充電が出来たので持っていると安心です。Wi-Fiもサクサク繋がったので有り難かったです。しなしながら、山道を走るため結構な揺れでした。結構どこででも寝られる人間ですが、寝たのか寝てないのかよくわからないままサパに到着でした。笑

サパ到着後はまず宿へ。今回はSapa Hills Hotelという2つ星のホテルを予約していました。早朝便でやってくる観光客が多いため、ホテルではアーリーチェックインオプションを提供していました。朝6時過ぎに到着したのですが、追加料金で宿泊代金の30%程度?ですぐにチェックインできるとのこと。安いホテルだったので1,000円くらいの追加料金で早朝チェックインが出来てしまいラッキーでした。

前日シャワーを浴びられていなかったのでゆっくりとシャワーを浴びて、ホテルで朝食も食べて10時くらいにようやくトレッキング開始です。

この日は天気が悪く霧がかっていたこともありますが、ハノイと気候もガラッと変わり11月でウルトラライドダウンを着てしっかりと防寒が必要なレベルでした。

sapa town
サパタウン、観光案内所のある街の中心部まで向かいます

初日はタヴァン地区へ向かってみることに。宿でざっくりの方向は教えてもらったものの、道が不確かだったので地図がもらえないか観光案内所にも行ってみたのですが、そもそも人がおらずw 地図は諦めてとりあえず歩いてみることに。

途中少数民族の方がガイドをするよとたくさん話しかけてきますが、事前にガイドなしで歩けるとの話を聞いていたので、勧誘を必死に切り抜け自分たちだけで突き進んでいきます。

街を外れてトレッキングコースへ入っていくと、早速棚田が広がっている景色が見られます。写真だとイマイチなのですが、実物の壮大さは是非見に行ってほしい!

sapa

2時間程度歩き、景色が一望できるカフェでスムージー休憩を取り、その後さらに1時間程度歩いてラオチャイというタヴァンに向かう途中にある最初の集落へ向かいます。

集落にはランタンやクッションカバー、お箸などお土産になるものが売っているお店がたくさん並んでいました。一緒に旅していた友人がいくつか購入していましたが、こんな集落でもカード支払いができていてびっくりでした。

その後も歩き進めて目的地でもあったタヴァン村へ。今回は日帰りトレッキングでしたが、タヴァン村でホームステイするツアーもたくさん出ていたので興味のある方は調べてみてください。

そこからランチを取るため、目星を付けたお店まで向かっていくと村の裏側(?)的な近代的な暮らしが垣間見える場所に出てあの村は観光ビジネスなのか、、と現実を知ってしまったりもしました。笑

ランチを食べ終えた後はトレッキング中に見えて気になっていたローラーコースターに乗りに行くことに!ここまではGrabでサクッと移動です。霧で視界がない中ではありましたが、ベトナムでこんなことすると思っていなかった部分も含め面白い体験でした。いやー晴れの日に再チャレンジしたい!

この後は宿へ一旦戻り、サパタウンの夜を散策です。想像していたより発展した大きな街で驚くとともに、道端で民芸品の販売をしているなど素朴な風景にも出会え、なんだかほっこりする場所でした。夕食には名物らしいサーモンと鍋を頂きましたが、これはそんな美味しくなかった。笑

翌日はファンシーパン山というベトナム最高峰の山へケーブルカーで行こうと思っていました。が、この日もあいにくの悪天候。山の天気は難しい。。

ファンシーパン山のケーブルカーですが色々と乗り継いで頂上まで向かうこともあり、6,000円くらいかかってしまうのです。そのお金を使って何にも見られなかったら悲しい、、と思い今回はファンシーパンは諦めることに。

今回サパの滞在が2日しかなく、この日の深夜フライトで日本へ帰る予定のあった私は13時のバスでサパを発つ予定でした。

そのため半日で行けそうな近場のキャットキャットビレッジへ。観光地として有名な場所なので行っておきたい気持ちと、昨日の素朴な集落を見ちゃったからなあ、、という期待と不安が半々の状態で向かったのですが、また昨日の集落とは違った雰囲気で良い場所でした!

確かに観光地らしく、民族衣装のレンタルが出来て写真撮影ができるなど偽物感(?)があったのですが、有名になるだけの綺麗な景色があったので個人的には行って良かったと思います。

帰りはGrabでホテルまで戻ろうと思っていたのですが、この村の周辺の道は私道のようで車が入って来られないことが判明。歩いて戻るには時間が足りなかったので、急遽バイクタクシー(ぼったくり)で戻ることに。そんなこんなでトラブルもありながらホテルへ戻り無事にハノイ行きのバスにも乗車です。

サパすごく素敵な場所だったのでまた別のシーズン、そして晴れの日にゆっくりと滞在したいなあと思いました。

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