パナマのコーヒー農園ツアーでゲイシャコーヒーに出会う

コーヒーツアー パナマ

先日パナマ訪問についての全体像をご紹介した中で、コーヒーツアーについては詳しく触れていませんでした。そこで今回はめちゃめちゃ良かったコーヒー農園のツアー記録を書いていこうと思います。

そしてこんな記事を書いている私ですが、コーヒー全く詳しくありません。詳しくないどころか普段ほぼコーヒー飲みません。笑

そもそもボケテに行ってみようと思ったのはせっかくパナマに行くんだったら出張でも滞在するパナマシティ以外にも足を延ばしたい!という思いからでした。

楽しそうな目的地を探していく中で山間の街が気になり目的地とすることに。ボケテで出来ることを調べていくうちにコーヒーが有名なエリア、そしてコーヒー素人の私でも聞いたことのあったゲイシャという高級種を育てているエリアであることを知り、これは行く価値ありそう!と気付けばボケテ訪問で一番の楽しみになっていました。

今回私が申し込んだのは、Iwanna Boqueteのツアー。ボケテ内のホテルなどでも申し込みは出来るようですが、ここは事前に直接ホームページから申し込むと5USDの割引がきき、ツアー代金は30USDでした。(2024年1月時点)午前、午後の2部制で、基本毎日開催をしているようで、私はスケジュールの都合上午前の会に申し込みをしました。

ツアー当日、宿泊していた宿に8:30にお迎えにきてもらい早速コーヒー農場へ。私が訪れた1月は収穫期(11-2月頃)で多くの木に身がなっていました。

こちらの農園では7種類のコーヒーを育てており、コーヒーチェリーの色だけでも赤い身と黄色い身が存在していました。コーヒーが育つまでの期間や他国のコーヒーとの違い、ボケテという街の歴史など、たくさんの情報をガイドさんが話してくれながら農園内を歩き、実際にコーヒーチェリーを手で収穫して食べてみる体験などもさせてもらえます。

コーヒーフルーツは淡白なお味。とろっと感があるのでそれで甘みが強調されている感じがしました。

農園を回った後は、コーヒーへの加工についても学んでいきます。ナチュナル、ハニー、ウォッシュドなど精製方法の話を教えてもらい、実際にウォッシュト加工をしている機械であったり、各精製方法の豆を乾燥をさせている台を見学したり、更には乾燥が終わった豆を出荷するまでの流れとして、機械での乾燥作業や豆の選別なども見せていただきました。

そうして一通りコーヒー豆として出荷されるまでの流れを知った後はコーヒーティスティングです。こちらの農場で提供している7種類のコーヒー(ゲイシャ含む)を試飲させてもらいます。試飲ということで一口飲めるのかなくらいに思っていたのですが、これがまた本格的!

カップに7種類の粉末状のコーヒーが準備されており、まずはドライアロマとして7種類の香りの違いを楽しみます。それぞれがどんな豆なのか説明をしてもらった後は、同じカップにお湯を注ぎコーヒーの味をスプーンで指示された通りに混ぜてから一口。先ほど香りで一番好きだったコーヒーが飲んでみると一番のお気に入りではなくなっていたり、面白い発見がたくさんありました。残ったコーヒーは自由に飲んで良かったので、実質コーヒー丸々7杯分が試飲に含まれていたんです。(流石に飲みきりませんでしたが)

気に入った豆があればその場で購入が出来、お値段も良心的でした。一番安いブレンドで6USD、一番高級なゲイシャ(ナチュラル製法)でも35USDでした。パナマの空港でこちらの農園のコーヒーが売られていましたが、ゲイシャは80USDだったので、農園でもっと買っておけば良かったと今では少し後悔しています。笑

普段コーヒーを飲むとすぐ胃が痛くなったり気持ちが悪くなってしまう筆者ですが、農園での試飲含め、パナマで飲んだコーヒーはどれも美味しくいただくことが出来ました。コーヒーは全く飲まないという方でもコーヒーが出来上がるまでを見るだけでも楽しいツアーなのでボケテに行く際は参加を強く強くオススメします!

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