無料で民泊!?Couchsurfingの使い方

Couchsurfing 旅のヒント

以前、旅の宿探しの記事でも紹介したCouchSurfing、無料民泊のマッチングサービスなので旅のホテル代の節約目的はもちろん、旅先のローカルと知り合うのに活用できるサービスです。

Couchとはソファー、Surfingは波に乗る、ネットサーフィンという言葉をイメージしていただくとわかりやすいかと思いますが、ソファーを借りながら移動していく、こんな感じでざっくりイメージしていただくと良いかと思います。旅先で誰かの自宅のソファー(空きスペース)を借りながら旅をする、またそのお返しとして、誰かが旅に出た際に今度は自分の自宅のソファーを貸してあげる、こうしたコミュニティが基本のサービスです。

そのため金銭は基本的に発生せずギブアンドテイクで旅仲間を助ける、それを繋ぐのがCouchSurfingというサービスになっています。

前回の記事でもこれまで泊まらせてもらったお家の写真を載せましたが、ソファーに限らず一部屋貸してくれるケースも多いです。また私自身は日本で自宅のソファーを貸出していない(そもそもソファーがない一人暮らしの家なので)ですが、それでもこのコミュニティに入り実際に初めましての方のお家に何度もお邪魔させてもらっているので補足として。

昔はアプリ自体も無料で使えたのですが、今はアカウントを有効にするために月額費用がかかります。

そのため今回は、CouchSurfing気になるけど、危なくないの?そもそもどうやって使うの?という方向けに、使い方をアプリの画面を交えながら紹介していこうと思います!

ホストの探し方

まず、ホスト探しについて。CouchSurfingのホストは世界中にいるので、自分の行きたい街、ホストを探したい街を検索していきます。

下記は例ですが、現在地近くでホストが6,000人近くいるようです。

実際に調べてみると大きな街では2,000人を超えることも少なくないので、条件を絞っていきます。

couchsurfing

条件は細かく絞れるので、ここから自分の条件に合ったホストを絞り込んでいくことが可能です。

絞り込みのできる条件には下記のようなものがあります

  • ルームタイプ(プライベートスペースがあるのか公共スペースを貸してもらえるのか)
  • 街からの距離はどれくらいか
  • 最後にアプリにログインしているのはいつか(アクティブユーザーなのか)
  • 最大何名までゲストを受け入れているか
  • ホストの年齢
  • ホストの話せる言語
  • 受入れができる日程、曜日

私は最後のログインを過去1週間以内、ホストの年齢を自分より上、プライベートルームもチェックを入れてみて検索をかけることが多いです。

私は年齢の近い異性のホストのお家にお邪魔するのはなんとなく気が引けるため安全対策も含め?こうした条件にしていますが、あまり条件を厳しくしすぎるとホストが見つからないので検索結果を見ながら調整してください。

自分に合いそうなホストの見つけ方

そうして検索をかけるとホスト一覧が表示されるので、気になるホストをクリック、ホストの個人プロフィールページに飛んでホストがどんな方なのか情報を集めていきます。

ホストのプロフィール写真やCouch Photoで部屋やソファの写真が確認できる他、ホストが記入したより細かい情報も読めるので、ここを読みながらこのホストは話が合うのでは?この人はちょっとタイプが違うかも、など「会ってみたい人」「信頼できそうな人」を探していきます。

Mancode.IDからお借りした写真

CouchSurfingではキッチンも貸してもらえることが多いですが、ホストがベジタリアンだから肉類は持ち込まないでね、などの注意を書いている方もよく見かけるので、そうした部分も要確認です。

私はこれらの情報を読んで、楽しそうかも!と思うと、これまで他の人から受けているレビューを必ず読んでいます。また、ホストによっては細かなハウスルールをきっちりと書き記している方もいますが、私はなんだか堅苦しい感じなのかな?といつも敬遠しています笑(もちろん書いてるルールは大抵当たり前に守れることなのですが)

滞在リクエストの送り方

こうして気になるホストが出てきたら、いよいよ泊まりたい!とリクエストを送る時間です。アプリ内の「Request to stay」を押すと別画面に遷移するので、改めて泊まりたい日程、人数、そしてメッセージを送ります。

CouchSurfingはホストとの金銭の発生がなく使えるサービスなので、ホストは完全なる善意で自分のスペースを貸してくれます。そのためこのメッセージで自分がなぜそこに泊まりたいのか、上記のプロフィールにあった項目を取り入れつつ、自分を売り込みホストに会ってみたいと思ってもらう必要があります。

私は日本を訪れたことがある方には、是非日本での滞在についても聞きたいと伝えてみたり、地元生まれ地元育ちの方がホストをしている方にはローカルな遊び場が知りたいであったり、同じ業界で仕事をしている人に情報交換しようよ!と提案してみたり、ここは時間をかけてカスタマイズしたメッセージを送っています。

リクエストを送り終わると、あとはホストからの返信を待つだけです。

自分のプロフィールを充実させよう!

ホストは送ったメッセージ以外にもリクエストを送ったユーザーのプロフィール画面も確認することができるので、自分のプロフィール画面も充実させておくことで返信率アップが期待できます!(ユーザー側のプロフィール画面もホストと同じ)

私もプロフィール写真数枚と、これまで訪れた国の情報、どんなタイプの人間か、など自分自身や旅について書いています。

カウチサーフィン

ホスト宅に泊まる

ホストから無事にリクエストOKをもらえれば、あとは実際の住所や何時にお邪魔して良いのか、などCouchSurfing内でメッセージのやり取りをして会いに行く流れです。

繰り返しになりますが宿泊自体は基本無料で、ギブアンドテイクの原則を基に成り立っているサービスです。とは言っても手ぶらで泊まりに行くのはなんとなく気が引けるので、プロフィールにお土産持ってこないで!と書いていない限り、ちょっとした手土産を持っていくようにしています。

海外でホストを探す場合、日本のお菓子はウケがものすごく良いので日本から多めに持ってきてお土産として渡してあげるのも良いかもしれません。

2023年2月現在、CouchSurfingの月額利用料は240円です。もちろん1泊でもすれば元全然取れてしまうし、もしタイミング悪く泊まれなくても、couchsurfing上でイベントを探せたり、ここは行くと良いよ!などローカル情報を教えてもらえることもあるので、その情報料と考えても全然支払って良い金額感だと思っています。

気になった方、是非次の旅で活用してみてください。

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