先日モデルコースを紹介した済州島の旅ですが、島内には電車こそないものの、公共バスが数多く走っているため車がなくても移動ができると聞き今回は公共バスを使って観光を楽しみました。
実際に4日間バス中心の移動で問題なく過ごせたので、今回はバスを始め、レンタカー以外の交通手段について紹介していきます。
公共バス
今回の旅でメインで使ったのは公共バスです。Googleマップではバスの路線が上手く出ないので、バスの利用を検討している方はNaver mapのアプリをダウンロードしておくことをお勧めします。
Naver mapでは現在地から何分後に何番のバスが来るかリアルタイムで表示してくれるので、韓国語が分からない私でもこのアプリさえあればバスを乗りこなすことが出来ました。アプリを立ち上げているとスマホの電池消費が激しい(と感じた)ので一日中バスで移動する場合はモバイルバッテリーがあると安心かと思います。
またNaver mapは日本語表記もできますが、検索バーに日本語を入れても結果が表示されないことも多いです。ブックマークの機能があるので、事前に韓国語や英語などで目的地を調べブックマークをしておくと経路検索の際にリストからすぐ選択できるのでこちらも事前準備としてお勧めです。
実際のバスの乗り方などについてはこちらの記事で紹介しています。
Uber
バスがなかなか来ない、また目的地に近いバス停がないなどの場合お勧めなのが以前紹介したUberです。
日本と同様に一般の方の車に乗せてもらう形ではなく、アプリでタクシーが呼べるサービスとして展開しているようでした。
配車を依頼するタイミングで目的地を指定するので乗車後に目的地を説明する必要がなく、言語の壁があっても安心です。支払いはクレジットカードの事前決済、また車内で降車の際に支払う、いずれかの方法を選ぶことが出来ました。
Instagramに写真も上げた以下のカフェが最寄りのバス停から遠かったため、帰りはUberを取ろうと30分程粘りましたが周囲に車がおらず配車が出来ないとの表記から変わらず。一方で済州市内の宿から空港へ向かう際に調べてみたところ5分以内に配車できたので、島内でも地域によって使い勝手にバラつきがありそうです。
シェアサイクル、シェアキックボード
最後に、短距離の移動に使えそうなサービスもご紹介。済州市や西帰浦市の街中には電動キックボードとシェアサイクルが置いてありました。それぞれ専用のアプリでの登録が必要ですが、時間貸しで乗り捨てが出来るサービスのようだったので中近距離の移動に使えると便利だと思います。
サービス名 | 必要アプリ | |
キックボード | GCOO | GCOO(App Store, Google Play) |
シェアサイクル | Kakao Bike | Kakao T(App Store, Google Play) |
利用には韓国の電話番号での認証が必要で今回は海外ローミングを活用しての滞在だったため登録が出来ず利用は断念しました。Kakao Tについては日本の電話番号と紐付いたKakaoアカウントでログインは出来るものの電話番号認証が何度やっても上手く行かなかったので、やはり韓国の電話番号が必要なのかと思います。
現地でこれらを利用したい方はSIMカードを購入して現地の電話番号を取得しておくと便利だと思います。
また「移動」というよりは「観光」目的になりますが、オプショナルツアーサイトでキックボードの貸出ツアーもあったので景色の綺麗な海岸沿いをお散歩したい、といったニーズにはこちらもよいかもしれません。
離島でありながら車無しで過ごせるのは中々貴重なのではないかと思います。バスの路線もたくさんあるので、是非バスやシェアサービスなどの交通手段を上手く利用してみてください。